JavaScript Diary

delete 演算子 [ 2001/06/02 ]
これ、勘違いしてしていましたが、どうやらメモリの開放に使用するものではないようです。
delete 演算子はオブジェクトのプロパティを削除し、未定義にする。
が正解のようですね。例えば以下のように使用します。
var obj = new Object();
obj.x = 3;
obj.y = 5;
delete obj.x; // この時点で x プロパティは存在しないことになる。
alert(obj.x); // undefined
JavaScript1.2 では未定義にしますが、それ以前のバージョンでは、null 値を設定するだけです。 未定義にするのと、null を設定するのは全然意味が違いますので、注意して使用して下さい。
話を戻しますが、制作者側でメモリを開放してあげる方法はありません。 おとなしく、ガーベジコレクションに従うしかなさそうです。